2020年4月14日火曜日

2007「不思議体験14」2020.4.14

 現実的に見ると私は狂っていると思います。そして現実意識になると、自殺願望が出るのです。和歌山の白浜にある三段壁に行きました。崖にあるロープをくぐり絶壁に横になりました。ここで寝ぼけたら落ちて死ねると思ったのです。
 そうしたら海の彼方から光が私の方に寄って来てきました。壁の上の所に海の神の使いが来ていたのです。そして「あなたはもうじき過去生の奥方に出逢う。」と言うのです。神の使いは海の神にその事を言われ、私に伝えに来たと言うのです。私は目が覚めて、急に怖くなって家に帰りました。それから普通の生活に戻れました。

 職場の先輩が次々と辞めて行きました。4人の板前、料理長も辞めてしまいました。すると板前が手助けに2人来ました。その人に私は仕事を個人レッスンで教えてもらいました。その頃は肉体的に疲れ、精神的に追い込まれ、色んな夢を見ていました。
 夢の中で鯛の大群が出て来て、「もう鯛を殺さないでくれ!」と言われました。それから魚を捌けなくなってしまいました。これはストレスで起きている、と思っていたので、酒を飲んで誤魔化していました。やがて魚に包丁を入れると「痛い!」という魚の声が聞こえるのです。

 そんな時に、私は酔っぱらって自転車を運転していました。勢い良くスピードを出して角を曲がったのです。そしたらそこにはダンプが止まっていて、そのダンプにぶつかったのです。
 単独事故で、私は吹き飛んで縁石に顔面を強打しました。12月の冬場でした。私は脳震盪を起こして暫く倒れていたのです。そこは人通りの少ない所でした。
 すると「起きなさい!」と言う声が聞こえたのです。それで目を覚ましました。自転車は大破していました。家まで1キロ程自転車を引いて帰りました。部屋で倒れこむように寝ていました。寝て起きたら同居人が私を見て悲鳴を上げました。顔が腫れて、目が飛び出し、全くのお岩さん状態だったのです。やがて救急車が来て和歌山医大病院へ運ばれました。

 医大の前に小さな医院に運ばれて行ったが、そこは最悪の医者で直ぐに違うところへ移ったのです。そこで和歌山医大に転院しました。私は本当に化け物顔だったのです。自分はこれで「自分の人生終わった。もうセックスは出来ないし、結婚できない。」と思いました。
 しかし私を担当した先生は「全て私に任せて下さいね。ちゃんと綺麗に元の様に戻しますからね。大丈夫ですよ。」と言ってくれました。先生は形成外科の超エリートドクターだったのです。細かく砕け散った骨を拾い集め、接着して全部戻してくれました。

 会社の社長とマネージャーが見舞いに来ました。そして「何時退院が出来るか?」と言うのです。それを聞いて、私は会社を辞める決意をしました。私は何を大事にしないといけないのか、を悟りました。
 そして「自分の身体を大事にしよう。」と決意しました。今度こそ「自分を大事にしよう。」自分の名前の健仁の健の字の様に、心身共に健康に生きる様に決心をしました。

 そして退院後に仕事を辞めました。そして「天国へ行こう」、と思ったのです。私が働いていた店の隣に旅行代理店がありました。そこの店員さんに合うと挨拶をしてくれる人がいて好感を抱いていました。
 店を辞める日に挨拶に入りました。「これも何かの縁だから、これから天国の様な島へ行きたい。この旅を自分へのご褒美にしたいと思う。何処が良いかはあなたに任せる。」と言って行先の選定をお願いしました。