2020年3月16日月曜日

1978「九年後4」2020.3.16

「東北地方には他にも虹が・・
福島の空。こちらにも大きな虹がかかっています。
東日本大震災から9年という特別な日。東北・福島の空に、みんなの想いをつなぐように虹がかかりました。https://t.co/THFU3MnZR ウェザーニュース
 

 まさに、復興や幸せを願う想い、犠牲となった大切な人達を想う気持ちをつなぐかのような虹。大切な人達がこの虹のように渡ってきてくれたのかもしれませんね。
 時間が経ち震災の日が徐々に昔のことになっていっても、決して風化させてはいけない。改めてそう思いました。」
https://news.biglobe.ne.jp/trend/0311/fnd_200311_3546384489.html

「午後7時2分。岩手県 #釜石市 では、東日本大震災の犠牲者の鎮魂と復興への思いを込め、次々と花火が打ち上げられました #東日本大震災を忘れない #東日本大震災9年pic.twitter.com/eOZDYRFaiU 」


 以上、虹の話題を紹介しましたが未来の明るい希望に繋がる事を願っています。

 この311東日本大震災の災害を東北地方は津波、福島原発事故と多くの苦難を甘受してきました。そこでの被災の9年後を紹介します。
 東日本大震災での死者は18000人以上。より正確には死者が15895人、行方不明者が2539人です。東日本大震災は津波による被害が多く、行方不明者はほとんどの人が津波に飲み込まれています。死者の65%以上が60歳以上だということが判明しました。多くは福島、宮城、岩手の各県の方々です。
 その中には津波で生き延びた被災者がその後に仮設住宅、復興住宅で亡くられた方々は含まれていません。以下の記事があります。

「東日本大震災で被災した岩手と宮城両県で、災害公営住宅(復興住宅)での孤独死が仮設住宅と比べて大幅に増えている。2018年は前年の47人から68人となり、仮設住宅での孤独死が最多だった13年(29人)の倍以上に。復興住宅は被災地の住宅政策のゴールとされてきたが、新たな課題に直面している。
新たな人間関係を築けない…震災後に孤立する中高年男性
 朝日新聞が、復興住宅の独居世帯でみとられず亡くなった人数を集計していた両県を取材し、分析した。復興住宅は年度内にほぼ完成予定で、孤独死対策の強化が求められそうだ。
 復興住宅(計画戸数2万1677戸)での孤独死(岩手は自殺を除く)の数は13~18年の6年間で、宮城120人、岩手34人の計154人。16年19人、17年47人、18年68人と急速に増えている。
 仮設住宅の孤独死は11~18年の8年間で、宮城109人、岩手46人の計155人。仮設入居戸数が3万940戸と多かった13年は29人で、18年(1385戸)は6人だった。
 高齢化・核家族化が進む中、孤独死は全国的に懸念されている。例えば宮城県内全体の18年の孤独死数は982人で、前年比で1割増だった。ただ県内の復興住宅では18年に50人で前年と比べ、2割増えている。」
https://www.asahi.com/articles/ASM373DTSM37UNHB002.html

 その他の生活全般の状況は「データでみる震災復興のいま」が詳しく情報を知れますので興味のある方はご覧ください。
https://fukko.yahoo.co.jp/graph/

 福島原発については更に大きな問題が山積しています。その状況については以下のサイトを見てください。
「福島原発事故の現在と真実!死者数や原因・放射能とがんの関係~わかりやすい時系列も解説」
https://newsee-media.com/fukushima-genpatsu