この地の名を成した、大滝は豪快な滝です。すっきりして目的地へ向かいますが、高崎山は10分程で到着です。
写真「立石山(左の三角形の山)と高崎山(写真右端の木が茂る小山)」
資料地図:東根市石崎山磐座周辺遺跡
高崎山は綺麗なピラミッドの山容の立石山の拝殿山といわれています。石崎山は標高284mで巨石を積み上げて作ったのではないかと思えるような、全山が岩山です。石崎山の紹介記事が以下です。
「国道48号線脇東根市原宿に先ず、これ全山岩座と言うべき拝殿山の石崎山がある。この地域は、扇状地であり、河岸段丘になっておりこのような山が出来たと地元では考えられている。組石(祭壇石)や緩い傾斜地にあるにも関わらず垂直に切られた方位石等がある。巨石が切り取られ、加工された跡がある。
この東側に、本殿山のピラミッド山・この立石山がある。立石山には、中腹から、ここは神の山!神の領域!といわんばかりの磐境がある。頂上には、メンヒル、天柱石、ドルメンらしき笠磐、鏡石、天の岩戸?等と、おぼしき巨石群があり素晴らしい。東側山麓には、川幅20m程の「村山野川」が流れており、古代人が住まない訳がない!と言う感じである。
拝殿・本殿山のこの山を囲むように、山麓には数々の神仏が祀られている。
山の畏敬の為か、延命地蔵尊、観世音菩薩、稲荷神社、雷神社、十二神、不動尊、水神社、庚申塔、馬頭観世音、古峰神社など等、里の民の信仰心は篤く、これほど数のある所を私は知らない!。比較的登りやすい山であり、一度登り確認される事をお勧めする。」
さらに詳しく立石山と高崎山に付いては以下のサイトに記されていますので興味のある方はご覧下さい。
「日本のピラミッド!山形県に2つ目のピラミッドを発見」
高崎山の麓に車を止め、石崎観音堂から尾根を山頂に登っていきます。方位石始め、巨石が沢山です。山頂には展望台もあります。ピラミッド山の立石山は杉の木であまり見えません。南方にこれまた綺麗なピラミッド形の水晶山が綺麗に見えます。
展望台であわ歌を響かせました。その時のお言葉です。
「目指して参りたこの地の印し。今では光を見る事無しのこの地と成りては、参られぬ。
光りを受ける地と成すは、皆々様の響きぞよ。写してここの印を発して、参られませ。
ゆるるり らりろら はんたりりろら
あ~」11:30
やはりここは大事な目印の地であったようですが今ではその機能がなくなっています。新たなる起動を願われています。
展望台から西の方向に田んぼの中に小さな山が二つ見えますが小さいほうが若木山(おさなぎやま)です。そこが次の目的地です。
車で10分程で到着です。若木山は公園になっていて麓に若木神社がありますが、私たちは直ぐに標高182mの山頂を目指します。登山道も舗装され皆さんの散歩道になっているようです。ものも10分足らずで山頂です。
山頂には巨石がありその上に社がありますが、アンバランスな世界です。東に高崎山、立石山、南東に水晶山が見えます。以下の縁起がありました。
「200余年前の縁起に日本武尊が松を岩に植え天照大神を祀り、のち弘法大師がこれを霊木霊石として権現様を祀ったとある。ここの若木大権現は疱瘡守護神で信仰を集めていたとある。」
山頂であわ歌を響かせました。その時のお言葉です。
「あ~あ~ (拍手)
分からずに受け取り行くは、この身にとっては致し方無し。届ける音を、この身に合わせて、この地を活かし、人動かし行かれますように、お頼み申す。(拍手)
あ~(拍手)。」12:19
先ほどの高崎山とこの若木山もかつてのピラミッド文明の中心地として機能していたところなのでしょう。下山は楽々でした。