2018年11月23日金曜日

1497「収穫祭」2018,11,23

 仙台のケヤキの街路樹も色づき、銀杏も葉を落とし、杜の都の秋の味わいが深まって、光と木々の醸し出す雰囲気がとても素敵で良い感じです。
 そんな秋の最中、11月11日は1が4つ並ぶラッキーディにNGO仙台テンメイの名取農場収穫祭を開催しました。とても良い天気に恵まれ16名の参加です。前日まで農場長始め、ほとんどの面々が長野での生体エネルギーの生体システム実践研究会の秋期特別セミナーに参加していたので十分の準備は出来ませんでしたが、他のメンバーがサポートして下さり無事に開催出来ました。

 庭にはテントとテーブル、椅子が既に設置されています。バーベキューセットもしつらえています。私のお役目はバーベキューの炭の火おこしです。その後は野菜や魚の焼く役割をしました。






食材のほとんどは農場で収穫された野菜です。台所では芋煮の大鍋が出来ています。みそ味ですが、味噌も自家製です。三種類のサラダ、きんぴら、自家製小麦のピザ、後はバーべキューセットでの焼き野菜のさつま芋、カボチャ、ナス。極めつけは私が差し入れした生の丸イカ、アジ開き、ほっけの開きの焼き魚です。


 暖かい日の中で料理も出来あがり皆さん揃って乾杯です。美味しい料理に皆さん大満足です。何しろ農場長の真心が籠ったいのち野菜です。この名取農場は12年前から使用していますが、生体エネルギー理論に基づいた生態系生体システムプログラム農法で栽培されています。安全、安心、内容豊かで美味しく、エネルギー準拠位置の高い野菜に出来上がっています。





 初参加のコーギーのワンちゃんアーチャー君も喜んで料理を食べて皆のアイドルです。
今年は初めて、名取農場高柳亭の2人の住人も参加出来ました。今年4月のテンメイ総会の後の研修会で2人ともお話しましたが、その後も活躍の場として元気に過ごしてきています。
 専業農家を目指し頑張っているNさんは就農して2年目です。行政からの就農支援金を活用し、農場長の指導を得て、順調に耕作面積を広げ、販路も得て先ず先ずです。地域にも融け込み、消防団員として地域にも貢献しています。農作業に追われている様ですがこれからも自立出来る様に能力を向上させ、基盤を確立し、若者に情報発信して仲間を増やして行って欲しいものです。
 もう一人の住人のSさんは近くのお蕎麦屋さんに勤めていますが、蕎麦の扱いを身に着けてやがて蕎麦を皆さんに振舞える様にと修行中です。かなりハードな仕事で、高柳亭に入居前は農場の作業を少し手伝える様な感じでしたが、実際動き出すとブラックの様な過酷な仕事で、朝早くから夜までと時間もそうとう拘束され、農場の手伝いもままならない状態です。
 しかし1年を過ぎて少し余裕が出来てきている様です。そんな事で今日は休みを取って収穫祭に参加が叶いました。

 話が弾み、料理も進み、ビール、日本酒もお美味しく頂けました。締めは蕎麦を期待したいところですが、自家製小麦のうどんです。Sさんが茹でてくれましたが、腰があり美味しいと皆さんの好評でした。来年は蕎麦ですかね!
 


食べ終わり、テントなどの片付けです。植木の剪定もして最後に皆さんでミーティングです。良き仲間と集える場があり、分かち合える収穫の野菜を頂ける、穏やかな、ありがたい秋の良き日を楽しめました。帰る頃は夜の闇が農場を覆いましたが、綺麗な三日月が印象的でした。