2018年11月24日土曜日

1498「農場」2018,11,24

 収穫祭3日後14日は私の農作業日でした。秋晴れの良い天気に恵まれました。テンメイ大和農場に朝行きました。農場の木々も赤に黄色に色を変えて出迎えてくれました。


 1週間前の7日に農場長と一緒に農場にイノシシ防御用に柵をめぐらしていました。農場の方は全て柵で囲われているのですが、最近は家屋の大和亭の周りの畑や庭園、敷地に頻繁にイノシシが出没しているのです。道路側は無理としても西側の沢からの進入路を柵で塞ぐことにしたのです。



 農場へ向かう道に戸を据えて後は鉄製の支柱を立ててそこに網を渡した簡便なものです。しかし午後から始めた作業はすっかり日が暮れ、夜の闇の中でようやく終える事が出来たのでした。
 農場に到着していの一番に大和亭の家回り、庭、畑を見ましたがイノシシの形跡はありません。柵を確認したらこちらも無事で、網は仕上がりのままにあります。畑をお貸し頂いている大家さんの家にもイノシシは出ているとの事です。どのような行動を取るのか予測は出来ませんが、先ずは一安心です。これでダメなら次の手を考えるしかありませんが、家回りの畑には今は何も植えていませんので被害はないのですが、通路にされるのは避けたいのです。

 実は車を運転中にこれまで3回ほどイノシシに遭遇しています。一番の驚きは2015年12月10の遭遇劇です。
 南川ダムから山道を抜けて台が森温泉を過ぎて県道に出ると大和農場は目と鼻の先です。朝その道を通り温泉を過ぎ県道に出ようとしたら、車の正面、目の前の道路に黒い物体が5、6個止まって向き合う事になりました。最初は分からなかったのですがイノシシ家族の様です。携帯カメラで2度ほどシャッターを切りました。その音で先頭の親イノシシが向きを変えて全員が後ろに走り去って行きました。その時の写真は貴重なものでした。



 後日近くにイノシシが出没した事が写真入りで新聞に掲載されていましたがどうやらその時の親イノシシの様な感じがします。イノシシの止まっていた道を上がると田んぼがあり森になります。

 その後に大和亭の敷地の金網にたぬきさんが死んでいたこともありましたが、なぜあそこで息絶えていたのか不明です。始末をさせていただきましたが自然界でのごく普通の出来事なのでしょう。大和亭に水道が引ける前には台が森温泉には以前は作業の後に温泉に入りに行っていましたが、タヌキが住み着いて餌付けされていました。


 キツネさんにも何度か遭遇しました。極めつけは大和亭での蛇さんとのご対面です。農場の午前の作業を終えて大和亭に戻ると玄関に蛇さんがいるではありませんか。縁の下に住んでいる守り蛇神様の様ですが、獲物を飲み込んでお腹が格子の幅よりも膨れてしまい通れないのです。何度も試みていましたが難儀していました。暫く観察していたのですが作業に移って戻ったら姿がありませんでした。無事に家に帰れたのでしょうか。










 以前に畑の段差に石を積み重ねた所に1m以上の蛇の脱皮後の抜け殻を見ましたが、自然豊かな大和農場です。

 先週収穫した蕎麦をハウスのベランダに干していましたが、茎から実を取り脱穀です。

手作業で昼過ぎまでして、後は名取農場に運んでそちらで機械を使って脱穀し、唐箕(とうみ)にかけます。全部終わる頃は日が暮れて真っ暗で、照明の下でやり遂げました。大和農場に1キロの蕎麦の種を植えて収量は9キロ位でしょうか。先ず先ずでした。




 名取で作業を始める前、14時過ぎですが昼食を食べに高柳亭の住人Sさんのお蕎麦屋さんに農場長始め皆で初めて行きました。道を間違えて時間がかかりましたが、Sさんの打った蕎麦を美味しく賞味させて頂きました。
 私たちの作業が終わり始末して帰ろうとした18時ごろにSさんが帰宅しました。今度はこの蕎麦の実を彼に粉にして蕎麦打ちして食べさせてもらえる日がもうすぐかな?と期待が膨らみます。米、麦、蕎麦、大豆必要な穀物野菜が揃ってきています。それにふさわしい人材も育ちつつあり嬉しい秋の実りの時期です。