遠野から花巻市東和町倉沢5区にある山神社に向かいます。ここの山神社の資料はインターネットで検索してもほとんどありません。遠野から釜石自動車道を西に進み、江刺田瀬インターチェンジで下りて東和町に向かいます。高速道路の南側の田んぼの中に木立に囲まれてある巨石が鎮座しています。近くには集落、住居が点在している里の中です。今日は集落の皆さんこぞって草刈作業に励んでいます。天気に恵まれた日曜日の奉仕作業です。
町民バスの停車場に車を止め巨石に向かいます。高さ5m位で、巾も5m位、厚さは2m位でしょうか、中央から真っ二つに割れています。何故にこの様なところにあるのか、何故綺麗に割れたのか不思議です。奥に社が祀られていますが詳細は不明です。
巨石に向かってあわ歌を響かせました。その時のお言葉です。
「大いなる身にお尋ね申す。
是よりのこの地を如何に為さるや。
(拍手)
歌響き、大きなる嬉しきなり。
元なるこの地は岩にあり。
岩響かせて、元なる地へ発して、受け取られませ。
全てはひとつの大いなる身へ変え行く。
(拍手)
ありがたき。踏み行く道と心得たり。」10:19
「元なるこの地は岩にあり。」とありこの地は基盤となる岩の上にあるのでしょう。
太陽の光を満々と受けて心地良い響きを頂けました。皆さんも気持ち良い中で足取り軽く、次の目的地に向かいました。
次は同じ東和町小原1区にある白岩神社の巨石です。この場所もインターネットで検索してもほとんど情報がありません。県道に赤い鳥居がありますが、参道は草で覆われていた道が分かりません。草を踏み分け進むと木立の中に正面に社殿が見え、左手に巨石が鎮座しています。
白石神社は稲倉魂命(うがのみたまのみこと)をお祭りしているようです。木立の両側億には民家がありますが、境内の荒れ方はかなりなものです。巨石の奥、本殿の左手手前にも巨石がありますが枯れ枝に覆われています。大きな石板には鳥海山、湯殿山と記されて祀られていますが、昔は大きな信仰の中心として大事にされていたのでしょう。
巨石の間であわ歌を響かせました。その時のお言葉です。
「思いておる事。
この地は是より大きな地よりの力を、元なる響きにて発し行く。
そのすさまじきはこの地の元なり。
大きく動きて、全ては変わる。
皆々様方、はるけきへの旅なり。
(拍手)
包まず申す。
その事納めて、ただただの道貫くは如何に。
(拍手)
許されしは遥かなると、この地を自在に使う。
その事を為し行かれませ。
(拍手)
あい分かりました。」10:56