2018年6月23日土曜日

1344「十字12」2018,6,23

 次の目的地は同じ東和町北成島にある三熊野神社、成島毘沙門堂です。ここは日本一の巨大な毘沙門像で有名です。その紹介は以下です。

 「けやきの一本彫として日本一の高さ4.73mを誇る一本木彫の仏像。坂上田村麻呂が蝦夷平定の際、建立したとされる。国指定重要文化財。毘沙門収蔵庫に保管。
 社伝によれば坂上田村麻呂が対蝦夷戦争(蝦夷征討)に際して、征矢立(せいやたて)の森に登って紀伊の熊野三山に戦勝を祈願し、戦勝後の延暦21年(802年)にこの地に三山の神を勧請して創祀したという。
 また、康平5年(1062年)に源義家が前九年の役で安倍貞任を追撃した際には鏑矢を奉納して戦勝を祈願し、奥羽平定を叶えたともいう。中世には和賀氏から社領70石を寄進され、江戸時代になると元和4年(1618年)に南部藩藩主南部利直より社領23石が安堵された。
 近世には「熊野権現宮」と呼ばれ、境内に隣接する毘沙門堂(成島毘沙門堂)の鎮守とされ、古くからともに熊野山成島寺(じょうとうじ)を別当としていたが、明治初年(19世紀後葉)の神仏分離で成島寺を廃寺とした際に独立し、毘沙門堂とも分離した。旧社格は村社。   
 坂上田村麻呂または円仁の開基と伝えるが、創建の経緯は定かでない。5月上旬の3日間に「毘沙門まつり」が開催され、全国から2歳以下の幼児(性別不問)の参加を募って土俵上で対面させ、先に泣いた方を負けとする「全国泣き相撲大会」が行われる。」









 立派な構えで、社殿脇には「全国泣き相撲大会」が行われる土俵が設えてあります。何人かの参拝者がいます。毘沙門像は有料拝観です。境内を巡りましたが、昔の毘沙門堂は時間を感じる建物でした。
 ここではあわ歌を響かせることなく失礼しました。早々に昼食会場の北上市にむかいました。最近、多用しているホテルシティプラザ北上の和食どころの日高見です。昨日の昼食のレストランも日高見でした。両日とも同名のお店です。

 北上川はかつて日高見川と言われたといいます。支配者からかの指示なのか何時の頃から北上に変わり、地名も北上市になっています。ホテルは北上川に面して建っていて、川の向かい側が北上展勝地で桜の名所です。その紹介は以下です。

「北上川沿岸にある公園で、桜の名所として知られる。この桜は1920年(大正9年)に行われた桜の植栽事業で植えられたもので、現在、敷地約2万9,300平方メートルに、約1万本の桜と10万株のツツジがある。1990年(平成2年)、日本さくらの会より日本さくら名所100選に認定され、青森県の弘前、秋田県の角館(カクノダテ)と並んで「みちのく三大桜名所」のひとつに数えられている。樹齢80年以上のソメイヨシノが約2kmにわたって桜並木になっている。陣ヶ丘からの美しい眺めにあやかって展勝地と名付けられた。」

 食事処日高からは真正面にその景色を見れます。青空を背に緑に覆われた山々がたおやかに流れる川向こうに眺望出来ます。



 食事も日高見御膳を頂きました。美味しい豪華な内様で皆さん大満足です。暫しゆっくりと寛ぎ午後の巡りに向かいました。