今年5月の天下伺朗さんのホロトロピックネットワークの岩手の祈りの旅3日目で訪れたところです。私は1日目のみの参加で現地に伺うことは出来なかったのですが、新たな里山つくり、その活動に興味があり、今回の木内さんの巡りに是非とも皆さんで訪問したいと思っていたところです。
以下のようにオープンの時に紹介されています。
「循環型社会構築とリサイクルの六次化を推し進める(株)JACより、岩手県の遠野市にかねてから準備を進めてきた「悟道の里山」の開山のお知らせが届きました。
悟道の里山というのは、敷地の中に庭園や供養院、曲がり家、茶室、陶芸工房、食事処、宿泊施設などが趣のある蔵や古民家のまま点在する広大な施設です。中でも、先の東日本大震災を受け「肉親を失い家を破壊されて心までも奪われた東北の方々に何かしたい」という強い思いから、震災供養及び震災で受けた心身の痛みを和らげてもらいたいという思いで建立された供養院には真新しい十二支の守り本尊と子安地蔵が安置されました。
社長ご自身が石巻の方でご自身も被災者というのもあると思うのですが、供養院には特にこだわっていらしたように感じます。仏師の方が彫りあげ、開眼供養された守り本尊。真新しい木の香りがしてきそうじゃありませんか?
2017年10月21日(土)、22日(日)に開山祭礼日程が決まりました。その時に東北の手しごと・伝統を発信する物販ブースが設けられるそうで、ただ今出店希望を募られているそうです。ワークショップ、実演販売可とのこと。
広大な自然の中に樹林や池沼、庭園が続く敷地内には、十二支の守り本尊や子安地蔵が祀られた供養院、 曲がり屋、茶室、陶芸工房、食事処などが趣のある蔵や古民家のまま点在するまさに心やすらぐ里山となっております。」
茅葺屋根の曲がり家の真野家に案内されました。天井が高く良く整備されていて家に風が通り、心地よいエネルギーです。奥座敷には毘沙門天像が鎮座しています。高さ2m40㎝の迫力ある像です。毘沙門天を信仰すると十種の福を得るとされ、その中には無尽の福、長命の福、勝軍の福、愛敬の福などがあるそうです。
冷えた麦茶を頂き一休みです。今日のメニューは遠野の名物料理のひっつみ定食を頂きました。メインはひっつみ汁にいなり寿司、地元の野菜のてんぷら、お手製の漬物がつく豪華な定食です。遠野の70歳を過ぎたお母さんの手作り料理です。皆さん美味しいと大喜びです。食後のデザートのアイスと蕨餅、アイスコーヒーにもご満悦です。暫く庭を眺め、太陽に輝く庭園の木々を味わいました。