2019年3月16日土曜日

1610「使命3」2019.3.16

 人との調和の為の内容に通じるものに、仏教の教えに無財の七施があります。これは縁した方へのお布施ですので大切なことでしょう。
 曹洞宗での意味をご紹介します。
・眼施(がんせ) 常に温かく優しい眼差しを施すこと。
・和顔施(わがんせ)いつもニコニコ笑顔で接すること。
・言辞施(ごんじせ) 優しく時には厳しく叱る愛情のこもった言葉。
・身施(しんせ) 自分の身体を使い奉仕すること。
・心施(しんせ) 心配りや気配りや思いやりの心を持ち相手の立場になってみること。
・床座施(しょうざせ) 座席や場所や地位を譲ること。
・房舎施(ぼうしゃせ) 家や部屋を提供すること。

 私が1996年春、44歳の時に頂いた使命の言葉は以下でした。
「あなたは矢をもたらされている。一つの方向、目的を決めて、的を外さない様に自分も学び、人を導くこと。」
 頂いてそうなのかと言う感じでした。しかしその後、20数年人生の経験をして生きて来ている中で、どうやらそうだな、と思っています。それを言い当てる能力は凄いものです。
 そしてその時にさらにそれを実践していく、その都度の目標、道しるべの言葉を頂きました。最初の言葉が以下の「虚実について」です。

「虚実を知りなさい。見えない世界に真実があり、原因がある事を学ぶように。」
 今にして思うと当たり前の事ですが、当時はまだまだ理解が未熟だったようです。

 やがてその1996年の初夏に生体エネルギー研究所の佐藤政二先生にご縁をすることになりました。そこからこれは必要な世界だと確信を持ち、生体エネルギー理論、想造量子宇宙論の世界を学び始めました。虚実の極みを学ぶ学理、実践哲学は将に矢の的で、一生の目的、使命と出会えたのではなかったのか、と思っています。

 それから次々と、己の使命を果たす為の学び、気づきのきっかけの言葉を頂きました。以下の様な言葉です。

「整然とすること:何事にも恐れる事なく、自己を平らに整えて、正しい秩序を持って生活するように努めなさい。」

「慈愛をもつこと:生命の本質にある、優しい慈しみの愛を持って、素直に表現するように努め、そして調和に励みなさい。」

「透明を目指すこと:次元の違う清いガラスのような、素直で思いやりある心の根源から、優しい言葉を発する様に務めなさい。」

「悠長であること:あなたは冷静な判断力のもとに行動していますが、自分の見ていることは、全てが見ている事を知り、急いで改良しなさい。」

「取捨すること:あなたは道の事柄に対して興味を持ち学んでいます。数多くの対象から不用を取り除き、極めるように努めなさい。」

「自を研くこと:あなたは、勇気を持って、自ら意欲的に取り組み、感性を磨いて来ました。生命は宇宙の究極と同一化の為に、自ら研くよう努めなさい。」